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<原石との出会い・きっかけ>

その友人が二十数年前からお世話になっている、会計事務所の所長さんとの雑談が始まりです。

所長の長年お付き合いされているクライアントさんと所長の雑談の内容を聞いた時の事だったそうです。

所長はあくまで興味本位で受け止める程度で、

こんな話をクライアントさんから聞いてねと、雑談の中で面白半分に所長は話していらっしゃったそうです。

クライアントさんのお知り合い伝手の方が、以前、ある方を人伝に聞き、その方に会社の相談をされたそうです。

なんでも、その方は、先が予測出来ると言う話だったそうです。

その方に会社の事を相談すると、◯年に◯◯の病気になりますと言われ、投薬治療を行えば◯年に危険な情報があるとまで言われたそうです。

つまり、相談とは全く関係のない話を言われたそうです。

同時に健康面でいくつかアドバイス注意をされたそうですが、
 
その人は初対面にも関わらずいきなり人の不安を煽り、不愉快になられたと新手の霊感商法と思い、
 
大変気分を害し席を立ったそうです。

しかし、その後、実際に◯年になり、◯◯の病気が見つかり、手術をすることになったそうです。

投薬治療もされたそうです。

その後、昔言われた話がふと頭をよぎったそうです。

◯年に◯◯の病気がみつかると言われたことを。

すべて一致していたことに、不安を覚えたそうです。

投薬治療を行えば、◯年と◯年に再発し、◯年には危険な情報があると言われたことが頭をよぎったそうです。

 
本当に再発を繰り返してしまうのか、その後、もう一度その方に連絡をとったそうです。

その方からは、病気の原因は、身体だけが原因ではなく自宅の環境からも影響を受け、身体に不利に働いていると。

玄関の外の右側が強すぎ、健康だけでなく、商売にも不利に働き玄関の右側の高い木は、◯日に切った方が良く、

同時に右側の花や花壇も、撤去した方が良いとまで言われたそうです。

玄関の左側のある場所に、一メートル以上の自然石と竹を置けば、事業はまだ伸びますとも言われたそうです。

実際に玄関の右側は大きなキンモクセイの木と、ガーデニングの花壇や置物で覆い尽されているそうです。

なぜ分かったのかと大変驚かれたそうです。

ある漢方薬を服用ではなく、持ちあるくようにもとアドバイスを受けたそうです。

同時に食事のアドバイスもあったそうです。

さすがに、今回は言われた通りに実行したところ、不思議と商売が伸び始め、その後、体調も良く再発も無いと(現在も再発は確認されていないそうです)。

そんな話を聞いたと、所長さんは面白半分に話したそうです。

 

所長さんもクライアントさんも小馬鹿にして、面白半分で受け止め、事実彼も同じように聞き流していたそうです。

元々何かにすがる・頼るや、この手の話には興味も無く非科学的で信用もしていませんし、彼にとっては対局にある存在だと言っていました。

 
しかし、なぜか彼には興味ではなく漠然と引っかかるものもあり、ぼんやり回想する中でなぜ心に引っかかるのか、
 
その後その話が頭の片隅から離れず心のざわつきからふと閃きに変ったそうです。

 

 【ひらめきと好奇心】

彼は仮に事実ならば、どんな事がわかるのだろうか?

その正確性はどのくらいの確率なのか?

仮にビジネスに応用する事は可能なのか?

再現性はあるのか?

もしくは、トリックなのか?等

興味が膨らみ、応用次第では何か大きな可能性を引き出せるのかも知れないと、

是非一度あって体験して真相を確かめたい気持ちがおさえられなくなったそうです。

 

 

【交渉】

彼はその後、所長さんにお願いし、その方の連絡先を調べて頂いて、連絡をいれたそうです。

すると、一切そのような相談は受けていないと言われたそうです。

その時は諦めたそうですが、何故か頭の片隅から消える事は無く、気になりお話だけでも伺わせて頂けないかと

連絡するも門前払いを受け、ますます興味好奇心が沸き何度も自分がお話を伺いたい理由を手紙に書いたそうです。

相手が、いずれ根負けしてお話だけなら伺えるのではと思ったそうです。

何度となく、想いを手紙にし、一年半が過ぎたころ、

ようやくお話だけという条件で約束までこぎ着ける事が出来たそうです。

 

お会いするまでは、彼自身も警戒心もあり、

彼の中のイメージから、いかにもそれらしい雰囲気や振る舞いをする人と想像し警戒していたそうですが、
 
実際にお会いすると自分の印象とはかけはなれたイメージだったそうです。

大きくみせようと演出するどころか生気も感じられず、もの静かで必要以上のことも話さなければ淡々と語るだけで
 
存在を消しているような、喜怒哀楽を全く感じない弱々しい印象を受けたそうです。

 
話を伺わせていただくと、この方は、若い頃から、悩んでいる人から相談を受けた際、その先がどうなるかや現在の状況などを知る事が出来る事・も・あったのだそうです。

その方は、先の事を見る事が出来ること・も・あると。

当初は、ごくごく身内や、そのお知り合いだけに、たまたま病気や不妊・受験・学業・夫婦問題・人間関係などの相談を出来る範囲の中で、すべて無償で対応していたそうです。(と言うように、最初は、かなり控えめに話ていました)

 
たまたまその中で重い病気の原因が見える事があったり、不妊の原因、受験・学業・夫婦問題・人間関係等の原因が(詳細に)見える事・も・あったそうです。

 

(原因が見えた場合は、)

それらの原因にアプローチする方法を考え、その方法をアドバイスして上げていたそうです。

すると、問題が解決・好転することが多々起きること・も・あったそうです。

それらがクチコミで徐々に知れわたり、また知り合いづてで何年かすると、

最終的に自分の仕事にまで影響し、私的な時間も奪われ、家族にまで迷惑がかかるまでに発展してしまわれたそうです。

噂が勝手に尾ひれ葉ひれも付き、相談者が勝手なイメージを持ち次々に電話や手紙が来るようになってしまわれたそうです。

現実には一人の相談者の情報を取るにも単純ではなく、非常に集中力も体力も時間も必要だそうです。

実際は5分10分程度で分かるレベルの話ではないそうです。

何度も数時間単位でその人の情報の読み取りを繰り返し、未来を読み取り原因をさがしていたのだそうです。

 

ようやく原因や先が見えたとしても原因にどうアプローチするのか。

直接どうはたらきかけ原因を動かす事が出来るのかを考え1つ1つのアイデアを実行した場合の未来の情報を取るそうです。
 
その試行錯誤を何通りも何十通りも試さなければならないそうです。

効果が見える方法を見つける事が出来れば、ようやくそれを伝えて試してもらっていたそうです。

運命を動かすだけの方法が見つからない場合も、現実は多くあったそうです。

 

問題を改善する方法を見つけ出し、一般的には奇跡と言われるような結果も時には起こったそうですが、

その方法を見つける事が出来なかった人や家族からは逆に逆恨みを受ける事もあったそうです。
 
なんで自分には改善案を出せないのだと食って掛かる人も現れ、精神的にも相当大変な思いをしたそうです。

常識の無い人も多く現れ始め夜中に電話をしてきたり、突然夜中に家にやってきて、
 
今すぐ改善案を出せと家族中が不安になることも増えたそうです。

一人の情報・改善案を導き出すまでに相当な時間体力を要し、
 
次から次へと催促され体力もなくなり体をこわし本文の仕事にまで影響が及び家族を不安にさせ、
 
ある時点ですべての相談を断ったそうです。

 

ここで疑問に思ったので、なぜご自身の改善はできなかったのですか?と彼が質問すると、

自分のことは見ることができない、自分以外の人を介してのみ未来が見えること・が・あるのだそうです。

ですから、改善策も恥ずかしながら自分のことでは出すことが出来ないのですとの回答だったそうです。

 

辞めた理由は、家族の身に良くないことが起こることが見えたので

自分の趣味に巻き込んで家族を損ねてはいけないと思い辞めたのだそうです。

 

それ以来、一切を封印されていると。

いままで全て無償で対応してこられたそうです。

 

一切のお礼も全てお断りしてきたそうです。

彼は直接お話を伺い自分がなぜここまでこだわってお話を直接聞きたかったのか、

お会いすることで、その理由をはっきりと確信したそうです。

 

彼はお話を伺う中で自然と次々とアイデアが溢れて来たそうです。

様々な仮説とともに、この方のお力を借りることができればあらゆる仮説の実験を試み検証し
 
さらに精度の高い方法を探す事が出来れば大きなビジネスチャンスだけではなく
 
あらゆる事柄に応用出来ると、お話を伺って直感的に精度を上げられるはずだと感じたそうです。

 
もしこれをビジネスに応用したらと想像しただけでも、様々なアイデアが浮かんだそうです。

様々なビジネスの世界の人と繋がり仕事ができるはずだと思ったそうです。

 


 
 
【お話を伺って気づいた事・問題点】

彼はお話を伺って、いくつかのアイデアが生まれ、同時に疑問・問題点もいくつも浮かんだそうです。

 

(1)

お金には換えがたい価値を実際に多くの人に提供してしまっていた。

しかし、それに見合う対価は発生せず、相手は、その価値を価値以上に理解も感謝する人も少なかった。

 

(2)

立場関係がなく、無法地帯で利用され続けていたこと。

これが最大の問題だと。

 
・お願いする側にまるで節度がないことと、観てもらって当たり前と言う前提でいること。

・来る者は拒まずで、条件もなく利用されていること。

・人が良すぎること。

・才能を活かす知識、技量がないこと、等々です。

 

キチンとした価値をつくり、その価値に相談者が合わせる環境でなければこの方は活きません。
 
でなければお話を伺ったようにつぶされてしまうでしょう。

この能力をまずは試させてもらいたい。

あらゆる仮説で実験してみたい。

どういう原理なのかを知りたい。

その為には、もう一度この方に協力してもらう必要がありました。

その為にはまず、過去に起きたようなトラブルを一切起こさぬ仕組みや、

ご家族にも負担をかけない環境も必要と考えました。

彼は1つの提案をもちかけ、熱心に口説き続けたそうです。


【提案・条件】

(1)一切の相談者と話す事も会う事も無い。

(2)相談者の窓口は、私の会社を窓口とする。

(3)相談者との受付は、すべて彼の会社を通しメールで行う。

(4)こちらのもうけた条件に合わない相談者、ならびに立場関係が理解出来ない者、趣旨を理解出来ないものは、彼が判断して受け付けない。

(5)先生にアシスタントをもうける。

(6)事務局を設け、事務がスケジュール管理をする。

(7)アシスタントが相談者と電話での対応を行う。アシスタントを通じ、相談者の情報を間接的にとる。

(8)先生はアシスタントを通した相談者の情報だけを観ていただく。ならびにアドバイス・改善案を必要に応じ考えていただく。

(9)一定の料金を設ける。金額は、情報から妥当な金額を決める。

(10)先生には情報を取る。アドバイス、改善策だけを担当していただく。

(11)相談者には3年間のフォロー期間を設け、その中で定期的に問題解決に必要なアドバイスやカウンセリングの対応をしていく。

 

以上の条件のもとに、なぜ先生が折角厚意で人の役に立とうとしても、結果的に感謝もされなかったのか。

体を壊し心を痛め家族にまで不安負担をかけ結果的に追い込まれ苦しい思いをしたのか。
 
その原因を彼が分析した事をお話しし先生の技術を最良の環境で最良の手順を追って行えば、
 
少なくとも過去のような問題は起きない事や大きな可能性をなぜ秘めているのかの説明、
 
自分の考え情熱を何度もお伝えしたそうです。

その後、ようやく彼の考えに賛同していただき、第一歩を踏み出せるところまでこぎ着けたそうです。

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