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~ 始 動 ~

<最初に友人が私に見せたデータ・資料の一部の抜粋>

そこには、あるテーマをもとに、実験したデータが添えてありました。


<最初の2年間のデータの抜粋>
 
 
彼が最初に試みたかった事は、この手法を用いて個人の関心事・願望・希望・心配事・悩み事の結果について、正確な予測が可能なのか?でした。
 
 
【最初の2年間は、彼の知り合い131名による検証結果。】
◯ビジネス・経営・商売についての心配事・悩み事・願望・希望に対しての結果予測
・予測不可能:48名 
・予測可能  : 0名
 
 
◯恋愛・婚活についての希望・願望・心配事・悩み事に対しての結果予測
・予測不可能:33名 
・予測可能    : 4名
 
 
◯仕事についての心配事・悩み事・願望・希望に対しての結果予測
・予測不可能:22名 
・予測可能  : 0名
 
 
◯不妊についての心配事・悩み事・願望・希望に対しての結果予測
・予測不可能: 6名 
・予測可能  : 1名
 
 
◯病気についての心配事・悩み事・願望・希望に対しての結果予測
・予測不可能: 4名 
・予測可能  : 2名
 
   
◯裁判についての心配事・悩み事・願望・希望に対しての結果予測
・予測不可能: 0名 
・予測可能  : 1名
 
計  
・予測不可能:123名 
・予測可能  :  8名
 
  

【2年間の検証結果からの、気付き】
 
予測可能者と予測不可能者のそれぞれの共通項について
 
・予測可能者の共通項
 
もともと常にその問題が頭にあり、心底考えていたり、悩んでいたり、苦しんでいたり、切羽詰まっていた。
 
数は少ないが、驚くほどの正確な内容を知ることもあった。
 
 
・予測不可能者の共通項
 
彼の説明自体に対して半信半疑。
 
全く相手にされず、彼の信用頼みで半ば強引に、あえて何か心配事・悩み事・願望・希望・関心事を作り出した問い。
 
常にそれぞれの関心事・悩み事が本人を常に支配している様子は見えなかった。
 
 
 
 
<最初の2年間からの挫折と気づき>
 
当初は、苦労・失敗の連続が付きまとうことになったそうです。
 
当初、お話を伺った際に様々な問題に対して、先を観ることが可能だと伺っていたので、まずデータを取る事ばかりに頭が行っていたそうです。
 
とにかく、体験してくれる人をより多く集めなければと。
 
現実に話を彼が持ちかけてみると、彼の予想とはかけ離れた反応結果の連続だったそうです。
 
友人知人に声をかけ趣旨を伝えてもほとんど体よく断られ続け、積極的に理解参加してくれた人は想像を遥かに下回る僅かな人数しか集まらなかったそうです。
 
その後は趣旨を深く理解するよりも数を集める事にだけ集中し、そのほとんどの人は彼の顔を立てるだけで半信半疑という人ばかりだったそうです。
逆に誤解をされて心配されてしまうことの方が多く難しさを覚えたそうです。
 
2年間ひたすら被験者の情報を先生にとっていただき続けたそうですが、彼の期待とはあまりにもかけ離れた結果の連続で思い通りに行くものでは無く挫折の繰り返しを味わう結果となったそうです。
 
 
 
95%近くの人の情報は、先生は答えすら出せない、見えない、正確な判断は出来なかったそうです。
 
やはり自分の前では立証してもらうことは難しいのか・・・
 
やはりこの手の話には・・・と、先生に対しても焦りから疑いの眼でみてしまうことも何度となくあったそうです。
 
自分自身の計画すら、自分自身も揺らぎ始め不安になり何度となく気持ちが折れかけたそうです。
 
次々にいろいろな人の情報を観てもらっても、先生からは今回もはっきり見えませんの連続だったそうです。
 
彼は何度も自分の描いていた計画に対して心が折れかけましたが、唯一の救いと言えたのは先生はこの結果が続いても淡々と答えを返してくれたことだったそうです。
 
余計な言葉もいい訳も無ければ、言葉少なく結果だけを伝え続けてきたそうです。
 
彼は私なら、このような状況が続けば絶えきれず言い訳をしてでも、自分の評価を落とさないよう考えたかもしれませんと。
 
結果のでない連続の煮詰まりも感じさせず淡々とした先生の姿勢に彼は騙されているのではないのだ、何かが足りない噛み合ないのだと言い聞かせ2年間作業を繰り返したそうです。
 
この2年間はあまりにも長い2年間だったそうです。
 
131名中、ようやく先生から情報から見れば結果はこうなるという人が現れ出し、合計8名の方の情報がかなり的確に見えていたようです。
中でも裁判の結果はあざやかだったそうです。
 
 
30代後半の女性からの夫婦仲についてのご相談の時のことです。
九州〇〇県で育ち、医療関係者と結婚後、離婚をされたそうです。
実家に戻り母親と2人暮らしの中、8歳年下の男性と知り合い結婚されたそうです。
しかし籍を入れる際、相手が結婚していることが発覚し、その後紆余曲折を得て正式に籍を入れたそうです。
その後、夫の勤め先での横領が発覚し、一千万円以上の返却を求められたそうです。
夫の両親も親戚も、もともとの夫の素行の悪さに、一切お金を貸してもらうことはできなかったそうです。
彼女の夫の両親に頭を下げ、おねがいに行ったそうですが、お金を借りることはできなかったそうです。
仕方なく、自分の母親に頼み返済したそうです。
この件がきっかけに不安になり、今後まっとうに働いて、仲良くやっていけるのか?とご相談があったそうです。
 
情報から、先生からのお話では、今後、ご主人は家を出るでしょう。
別の女性もいると。
 
いずれ裁判にまで発展します。
しかし、このまま行けば裁判で自分の主張は通ることはありません。離婚になります。
良い弁護士と十分な証拠を持っても難しいです。
ご主人の方が運命は有利に働いてしまいます。
ご主人が家を出て行く前も、十分に気をつけなければなりません。
暴力の可能性が強く、大怪我を負う情報も見えます。
母親にも暴言やお金の無心も起こります。
 
以上のようなことを伝えると、大変憤慨され、いったんはこちらとのご縁が切れてしまいました。
 
しかしその後、再びご連絡が入りました。
先生のおっしゃる通りになってしまったと。
母親にお金の無心をしていたそうです。
お金を渡さないと、ものすごい暴言の繰り返しで、母親は体調を崩したそうです。
その後、外泊も増え、喧嘩も増え、顔や体を本気で殴られたそうです。
その際、大怪我を負ったそうです。
殴られた後遺症で、病院に通われたそうです。
警察沙汰にしたそうですが、夫婦間の問題とまともに取り合ってもらえなかったそうです。
 
その後、夫側から離婚を求めての調停になるも不調になり、裁判になりました。
本人曰く、〇〇県という土地柄、男尊女卑の名残があり弁護士を結果何度も変えたそうです。
裁判には十分な証拠も勝算もあったそうですが、結果として主張は通らず負けてしまわれたと、ご報告を頂いたそうです。
 
 
 
 
 
不妊の情報では、7名中6名は情報を取れないと。
しかし、1名の女性の情報の際は、体外受精をする情報が見えるが、その必要はないと先生は言ったそうです。
 
不妊の原因は、体質の問題ではない。
これは、時期の問題ですと。
必ず、来年2月には妊娠する情報が見えます。
仮に2月に妊娠しなければ、体外受精も考えてもよいですと言われたそうです。
 
実際、女性は37歳で6年間妊娠せず悩まれていたそうです。
不妊治療を考えてはいたものの、ご主人の理解が得られず、ずっと悩まれていたそうです。
実際に、2月にこの方は妊娠されました。
彼は、2月になるまで期待と不安でいっぱいだったそうですが、2月にご連絡をいただいた際は、自分事のように喜んだそうです。
 
 
婚活の情報からは、33名中4名だけ情報が取れたそうです。
うち3名は、将来的にも結婚の情報は見えないと言われたそうです。
一人の女性は性格の問題で、結婚が出来ないと言われたそうです。
これは、発達障害の情報ですが、本人も家族も回りも気がつく事はないでしょう。結果的にこの問題で、結婚にいたることはありませんと言われたそうです。
 
 
また、一人は、欲張りな人です。
欲張りが原因で必ず婚期を逃します。一生独身です。
あごに特徴的なホクロがあるはずですが、ホクロを取れば多少は結婚の可能性はあがりますが、確率は低いでしょうと言われたそうです。
 
 
また一人は、母方のお墓が原因だと言われたそうです。
必ずお墓の近くの南側に水が流れているはずで、そこに大きな工事の跡もあるはずです。
お墓の風水がそれらに壊されています。
子孫は必ず途絶えますと言われたそうです。
この3人の情報を先生からいただいたそうですが、彼は内容が内容だけに相手には伝えられなかったそうです。
 
ホクロを指摘された女性は確かにアゴに特徴的なホクロがありこれは彼自身が驚かされたそうです。
性格を指摘された女性も、先生の判断を聞いて、彼自身も思い当たる事がいくつもあったそうです。
 
お墓を指摘された彼女に確認してもらったところ、お寺の南に池と工事で大きな木もなくなり、塀ができたそうです。
 
これも、大変驚いたそうです。
一人は、27歳の女性で同じ男性と何度か別れを繰り返しますが、31歳にはその同じ男性と籍を入れます。
しかし、◯年には離婚になります。
 
実際に情報をとった時期は、ちょうど男性と別れている時期で現実にその後何度か別れを繰り返し、31歳の年に結婚しました。
彼自身、彼女に離婚の話はしなかったそうです。
 
 
病気の情報からは、6名中2名の情報を正確にとることが出来たそうです。
4名は情報がみえなかったそうですが、しかし2名は驚く結果となったそうです。
 
一人の男性は、当初仕事の情報を取るつもりだったそうです。
しかし先生からのお返事には、仕事の事は一切触れず、先生からは男性に対し、肺の病気が見え脳やリンパなど転移の可能性も見えると。
これは、手遅れになります。
進行状態が早く、難しい病気です。
大きな病院ですぐに検査してください。
しかし東南の病院では、正確な診断や治療が出来ません。
西の病院をさがしてください。
彼も、半信半疑ではあったそうですが、十分な配慮の上、そのまま男性に伝えたそうです。
 
しかし、案の上、不信感を買ってしまい、体にはどこにも問題がないと言われてしまったそうです。
しかし、それからその男性から連絡がはいったそうです。
6月に健康診断の際、全く以上がなかったそうですが、6月下旬に風邪や喘息のような症状が続き、2カ所の病院にて喘息治療を行っていたそうです。
しかし、病状が改善され無かった為、別の喘息専門医に行ったところ、結核の疑いとのことで、虎ノ門病院へ急遽入院となったそうです。
 
詳しく検査をした結果、肺と一部のリンパ節への転移が見つかり、ALK細胞肺線癌ステージ4との診断を受け、ザーコリという分子標的薬をつかった治療を受けたそうでうす。
 
投薬は、当初、経過が良好だったそうですが、12月に悪化し、脳の一部と胸骨・リンパ節への一部転移と、肺と、静脈血栓があるとのことで、新薬アレセンサという分子標的薬へ変更したそうですが、その後CT検査を受け、治療方針の再考と言った状況だと。
最初の2つの病院は東南だったそうです。
3つ目の病院は西だったそうです。
その先生の言った通りだったと、助けて欲しいと。
 
彼はこの連絡を受け、先生への確信が一層深まるとともに、出来る限りのアドバイスを先生にお願いしたそうです。
 
 
 
30代の女性の方は、ご主人の出世について情報を取ったそうです。
先生からの返事にはとても信じがたい内容が返ってきたそうです。
 
ご主人のお話ではなく、奥さんの情報しか見えません。
先生からは3人の子供がいるが、子供の成長を見届ける事は難しいでしょうと。
子供が3人いる話は先生にはしていませんし、彼自身も知らなかったそうです。
先生からは既に胸に違和感があるはずです。
自宅を2004年に建てているはずで、自宅は行き止まりの一番奥の家のはずです。
正面から見れば、左が尖った家で、コンロの位置、玄関、すべて悪いエネルギーをこの家は集めてしまう構造で、
この家に住んだ事で、大きな病気に発展してしまうはずです。
これは家が原因です。
女性が住めば、必ず病気になる家です。
 
彼が実際に確認すると、家は2004年に購入したそうです。
行き止まりに家が2軒あり、そのうちの1つで3階をロフトにするため、三角形で尖った形になっているそうです。
 
子供が3人いて、3人目は6ヶ月だと。
確かに胸に違和感は少しあると。
ほとんど先生の指摘通りでした。
 
先生に私が確認した事を伝えると、これは癌の情報です。
いずれ、乳房を失くすはずで、様々な治療を行うはずですが、結果的にこれらの治療は効果が出ず、逆に再発転移に繋がるはずです。
この家に住む事も、設計し選ぶのも、これは全て運命通りでしょう。
残念ながらこれも運命ですと。
 
彼からは、先生のお話をそのまま伝える事ができなかったそうです。
願わくば外れて欲しいと。
 
その後、2年が過ぎ、連絡を取ると授乳期を終え、その後しばらくして病院に行かれたそうです。
するとすぐに乳房の全摘を余儀なくされたそうです。
半年毎に検査、ホルモン両方を受けていたそうですが、それも再発してしまわれたそうです。
手術は難しく、抗がん剤治療しかなく、副作用に苦しんでおられたそうです。
先生は、肝臓・肺へ転移の情報の話もしていましたので、お子さんのことを考えると、本当にいたたまれない心境になり先生の情報の結果を聞く事が怖くなった一件でもあったそうです。
 

 

【131名、2年間のまとめ。失敗・問題・キーワード】
 
結果的には95%近くの人の情報を取ることは失敗しました。
 
しかし、ここに大きなヒントも隠れていました。
 
ほぼ情報が取れなかった人の共通点には、どうしても解決したい知りたいという欲求や問題を抱えていなかったことです。
 
こちらから誘導した形で、何か知りたい事・悩みをイメージさせての情報では1つも情報が見えませんでした。
 
結果的に8名から情報を取る事に成功しましたが、ここにも共通点がありました。1つの共通項は関係性でした。
 
8名ほとんどが、結果的に立場がお願いしたいと心底頼っていた所です。  8名全ての人は常にその問題に悩まされ、頭から離れず、心配や不安になっていたところです。
問いの深さが例えるなら123名の問いは浅く、8名の問いの深さはかなり深い所まで悩み抜き考えていたところです。
 
問いの深さが他の重要な情報まで引き出すのではないかと考えています。 

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